今では想像もできないかもしれないですが、誰もがスキーに行きたいと思っていた時期があります。
映画『私をスキーに連れてって』の大ヒットもあって、スキー場に向かう車とバスの凄まじい渋滞に加えて、リフトも長い列待ちで、ちっとも乗れないなんて時代。そう、バブル期。
「誰もが、競って雪の上の華やかな花のようにおしゃれをして、素敵な恋に憧れた・・・」
そんな場所であったスキー場。
現在は、どうなっているのでしょう
スキー・スノーボード人口は、適正化。
日本のスキー・スノーボード人口は絶頂期で1800万人ほど。バブル崩壊とともにブームは去り、現在は1/4程度まで減少していると推測されています。
しかし、見方を変えれば、スキー・スノーボード人口が減ったというよりは、今は本当に好きな人がやっているので、逆に現在のスキー・スノーボード人口が適切な人数というように言い換えることもできます。
ただ、そうは言ってもスキー場にとってはその方程式は当てはめることはできませんよね。
そのブームに乗って、その上さらにスキー・スノーボード人口が増えると想定してスキー場を開設したスキー施設も多いはずです。
スキー場をオープンさせるには、多額の投資が必要ですし、周りの地域を巻き込んだレジャー施設になりますので、簡単に止めることはできないでしょう。
結局のところ、施設はたくさんありますが、スキー・スノーボード人口は減ってしまった。
こんな構図がずっと続いているんだと思います。
スキー場だって・・・・
かと言って、スキー場だって、これを黙って見ているだけではありませんよね。
「コロナ禍」を乗り越え、近年の暖冬や雪不足と戦いながら、新たに人工降雪機などに投資して、スキーヤー・スノーボーダーの需要を満たしているスキー場もあります。
外国人のスキーヤーを獲得し、軌道に乗せているスキー場もあります。
オフシーズンを最大限に活用して、新たな魅力を作り出そうとしてるところあります。
スキー場の多様化
ここで、スキー場にとってはオフシーズンに、どんなことができるか自分なりに考えてみました。
- サマーゲレンデ
- マウンテンバイクコース
- トレッキング
- ロッククライミング
- キャンプ施設
- 高山植物散策
- 自然の体験施設
- 山菜料理教室
- そば道場
- ケイビング
- 狩猟体験
- ジビエ料理体験
- 山遊び体験
- 沢登り
- トレジャーハント
- 木工教室
- ヨガ教室
- 精神リセット施設
- 自然の自己啓発施設
できるのかどうかわかりませんが、なんか楽しそうでしょ?
もちろん、口で言うのは簡単で、現実は難しいのですけど・・・・・
景色もよく空気も美味しいわけですから、上手にリフトや宿泊施設が稼働できるといいですよね!
最近、テレビを見てましたら、有名なシェフが、人里離れた田舎でレストランをオープンさせたり、オーベルジュ(地方や郊外にある宿泊施設を備えたレストランのこと。料理を楽しむことを滞在のメインとしている)を作ったり、今までにない動きも出てきています。
なんか上手につながるといいなと思っています。
「スキー場」っていう言い方を変えた方がいい。
そんな時、個人的にちょっと邪魔だなと思うのが「スキー場」ていう名前です。
世の中の人の多くは、「スキー場」と言ったら、スキー・スノーボードしかできないと思っています。
例えば、「スケート場」はスケートするところ・・・・
仮に、年中スキーができるならスキー場でもいいと思うのですけど・・・・
なんか個人的にもったいないな~て思うのです。
あっ、今日はちょっと感想文みたいになってしまいましたが、暖冬なのでスキー場大変だろうなと思って記事にしてみたのです・・・
あくまで個人的な意見です。
でわっ。