もしも歯を磨かないでいると・・【ずっと歯を磨かななかった男の末路】

皆さんは歯を磨いていますか?

朝起きたとき、また朝食後、寝る前など習慣になってますと
「磨かずにはいられない」一般的には、このようにいちいち考えることもなく歯を磨くのだと思います。

今日はある男が、歯を磨かなかったことによって起こる小さな物語を・・・・
そしてその男に何が起こっていたのかをお話していきます。

(もちろんこの物語はフィクションです。)

目次

ずっと歯を磨かななかった男の末路【物語】

ある街にちょっとめんどくさがり屋の男がいました。男は、とても気さくで性格は穏やか、人のいい男でした。

彼は普通にサラリーマンとして仕事をしており、コンピューターを使って部品の設計などをしております。とても頭の切れる男で、納期には厳しく、会社から信頼されてる男でした。

以前、コロナウイルスが世界を闇に陥れましたが、彼の会社でも業務がリモートワークに切り替わり、彼は家で一生懸命仕事をしておりました。

特に彼の場合は、クライアントと打ち合わせすることもなく、上司から指示を受けた仕事をCADで設計するというのが主な業務内容でした。

数年がたち、コロナウイルスは収まってきましたが、会社は経費削減のためリモートをそのまま継続し、その後の彼は仕事のほとんどを家でするというスタイルに変わっていきました。

整理整頓されてない部屋

ところで、彼の趣味は、食べる事とゴロゴロすることと、ネットサーフィンをすることでした。

会社へ出社することがほとんどなくなっていったので、その傾向はさらに強さを増して行きました。

正直、彼の場合、期日までに設計図を仕上げれば良いので、頭が切れる彼は、効率の良い仕事方法をすでに確立しおり、仕事は最短でこなし、その他の時間はダラダラという生活を過ごしていました。

そんな中、彼は一つ決め事をするのでした。

「めんどくさいから、歯を磨くのや~めた」

その日以来、彼は全く歯を磨かなってしまいました。

ジャンクフード

特に、彼の通常の生活上においては、コンビニに行くぐらいしか用事がなく、他には誰とも会うことがありません。

月に一度ほど会社へは出社するのですが、その場合でもちょっとした面談しかないので、とりわけ前のように身だしなみに力を入れる必要もなくなりました。

会社の方としても、彼は期日通りしっかり設計図を仕上げてくるので、特に生活スタイルについての指導することはありませんし、彼の仕事をいつも高く評価していました。

しかしこの時、会社の人たちは彼の口臭がすごいひどいことに気がついていました。
離れているのに、その漂ってくる臭いが感じられるほどでした。

上司との面談風景

しかし、設計図を仕上げるという仕事上においては、「口臭がひどい」ことについて何一つ関係することがなく、会社の中の誰一人、彼に指摘する者はいませんでした。

もちろん彼自身は、自分の口臭がひどくなってることを全く気付いていませんし、むしろ彼はそれを気にも留める様子もありませんでした。それとは逆に彼は、自分の信念を貫き通すことに満足し、知っていたら多分その結果を受け入れる覚悟さえあったような感じでした。

ただこの頃になると、歯茎が少し腫れるようになってきていましたが、彼は特に気にするもなく、彼にとって楽しい人生をただただ謳歌しておりました。

楽しい人生を謳歌

仕事も順調であり、自分の時間も確立できた彼は、今の生活にすごく満足しており、この生活スタイルを変えたくないと強く望んでいました。

数年が立ち、相変わらず同じような生活を続けていた彼ですが、ある日会社に行ったとき、上司と面談中のことですが、彼が笑った時に見えた歯の汚さを見た上司は、たまりかねたて彼に少しだけ注意をしました。

「ちょっと歯を磨いてみてはどうだろう」

「分かりました。そうします」

でもそれは、その場返事でした。 上司に注意されたのですが、その注意を全く受け入れる気はなく、むしろ彼は自分の信念を貫き通すことに満足し、その結果を受け入れる覚悟さえありました。

体の不調

そんなある日、彼はおそろしくひどい歯の痛みに襲われます。しかしまだまだ彼にとっては堪えれる範囲でした。実は彼は大の病院が嫌いなのです。

今まで気にしたこともなく、口の中なんて見たことなかったのですが、それでもやっぱり少しは気になるので、ある日くすんだ鏡の前で、口の中を見てみると、虫歯は広がり、歯茎は腫れ上がり、激しい出血が止まりませんでした。しかし、彼はそれでもなお、歯を磨かないことを選びました。

しかし、今度は体に異変が訪れます。さすがに今回は耐え切れずに医者へ行きました。歯医者ではなく、内科医の方です。

しかしその時彼は重大な病に侵されていました。

そしてある日、彼は病床に伏せる姿で目を開けることはありませんでした。

取り返しのつかない事態

彼を知る人は「歯をずっと磨かない男」として彼の話を語り継いでいこうと思いました。彼の末路は、人々に教訓として残されているのでした。

歯を磨かないと大変なことに・・・・

ここでは、病気について語ったり、病気の中身について説明することはしませんが、歯のトラブルが原因でほかの体の部分への影響を及ぼすことが、いろいろと報告されているようです。

未然に防ぐという意味でも衛生的に綺麗にしておく必要があると思います。

この物語は、ちょっと極端な例でしょうが、それでも歯を磨くのを怠ると、口臭が酷くなって周りにも迷惑かけてしまいますし、自分が気づかないうちに大変なことになりかねませんので、普段から歯をちゃんと磨く習慣をつけておきたいものです。

歯磨きの必要性

歯磨きは何のためにするのでしょう?
やはり歯みがきの最大の目的はプラーク(歯垢)を落とすことです。プラークは生きた細菌の塊なのです。このプラークはむし歯・歯周病などの原因になるのですが、歯と同じような乳白色をしているため見分けがつきにくく、注意してみがかないとみがき残してしまう可能性があります。このプラークは基本的に水に溶けにくく、歯の表面に粘着しているため、うがいでは取り除くことができません。 歯みがきによって、このプラークを取り除きむし歯や歯周病などにならないようにすることが大切です。

食べたら歯を磨く

食後やお菓子などを食べた後などは、プラーク中の細菌が糖分を代謝して酸を作ります。食後、間もなくするとプラークに覆われた歯の表面は、酸性状態になりますので、ミネラルが溶けやすい状態が続きます。酸性状態が長く続いたり、頻繁に起きるとむし歯になります。「食べたらみがく」習慣をつけましょう。

寝る前に歯を磨く

寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、お口の中の汚れを洗い流す自浄作用が低下するため細菌が繁殖しやすくなります。お休み前の歯みがきは特に丁寧に必ず行うことをおすすめします。

歯を大切に

歯を磨いても、虫歯になってしまう方が多いわけです。

歯は一生ものですから、大切にしていきましょう。

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