軽自動車のバッテリーを長持ちさせる方法【軽自動は上がりやすいかも・・・】

軽自動車って本当便利ですよね?

通勤にも、買い物にも、介護のためにも本当に役に立ちます。

先だってちょっとやらかしまして、室内灯をつけっぱなし・・・・
ちょうど24時間ぐらい経ってましたが、なんとか大丈夫。

しかし、よく考えたらこの軽自動車。
ちょこ、ちょこ、近くを行き来するだけ・・・

ちんみに、大きい車しか乗らない人は、軽自動車のこと全くわからないと思うのですけど、そんなにいいグレードじゃないのに、今の時代、便利装備がメッチャついているのです。

エアコンはもちろん、安全装置、電動スライドドア、シートヒーターまで・・・・

致せり尽くせりみたいな、てんこ盛り装備になってます。各自動車メーカー、主婦の争奪戦争はすごいのですよね・・・・・・。

で、何が言いたいかって言ったら、「あれっ、バッテリー大丈夫かな?」って思ったんです。 誰だってバッテリー上りはイヤですから、できる限り長持ちさせたいですよね~。

普段から、ちっとも距離乗らないのに、電動スライドドアをガンガン使って、冬はシートヒーターつけてなんてしてて、ちょっと大丈夫って思ったのです。

今日は、そんな軽自動車のバッテリーについて調べてみました。

目次

軽自動車のバッテリーの基本

一般的な話になりますが、軽自動車のバッテリーの寿命は通常で3年から5年と言われています。ただ、使い方によっては、1年も持たずにバッテリーがダメになってしまう場合があるらしいのので、ちょっと注意が必要です。

軽自動車のバッテリーの電圧は、12V~14Vが正常値だとされています。バッテリーの電圧が低くなると、軽自動車の電気系統に影響が出るため、エンジンがかかりにくくなったり、最悪の場合はエンジンがかからなくなってしまうのです。

バッテリーの寿命のサイン【軽自動車】

バッテリーの寿命が近づいてくると、突然ダメになることもありますが、少しずつ兆候が現れてくるのが一般的です。

代表的な症状として、セルモーターを回したときに勢いがないことが挙げられます。
正常なバッテリーは、セルを回せば勢いよくエンジンがかかりますが、なかなかエンジンがかからない、ななんとなく弱々しい、こんな症状が出れば寿命が近づいている可能性が高いでしょう。

また、以前よりもライトが暗くなったり、走行中に明るさが変化するといった症状が感じられて時もそのサインかも。

他にもパワーウィンドウの動きが悪いとか電動スライドドアの動きがおかしいなどといった症状も前ぶれとしてあることを覚えておきましょう。

このようにセルモーターやライト、パワーウィンドウ、電動スライドドアなどはすべてバッテリーを電源としています。

そのため、弱っているとこれらの部分へダイレクトに影響を及ぼすのです。

普通のグレードなのにシートヒーターまで付いている。でも調子に乗って使っていると・・

自己放電によるバッテリー上りもある

バッテリーは、充電がされているっていうのはご存知かと思います。ではどのような時に充電されているかといいますと、エンジンがかかっている時の余剰電力を自動で、バッテリーに電気をチャージしています。

しかし、逆から言えばエンジンがかかってないときは充電がされません。しかもキーレスや電装品、時計などわずかではありますが消費されますし、自然放電現象によって何もしなくても充電が減っていってしまいます。

自然放電現象が起こる原因として、車を長期間乗ってない場合や不定期な利用によるものが主な原因。エンジンが長期間かかってなくて、充電されることがありませんので、自己放電により、バッテリーが上がってしまいます。

完全放電を避ける【バッテリーを長持ちさせるため】

本来ならまだ元気なはずのバッテリーでも、いわゆる完全放電という「バッテリーの中の電気が空」の状態を作り出してしまった場合においては、その劣化のスピードは相当なものとなります。

復活したとしても、元には戻らず充電しても能力が落ちたままの状態になります。

また、完全放電に気が付かず、放置された場合には、たった一度の完全放電によりバッテリーが使用できなくなってしまうこともあります。

一般的なバッテリーはそういう特性を持っているのです。(スマホなどのバッテリーとは性質が違いますのでご注意を)

軽自動車のバッテリーは主に2種類


軽自動車のバッテリーは専門店やカー用品店はもちろんのこと、ネット通販でも手軽に購入することも可能です。

市販されているバッテリーの種類には様々なものがありますので、自分の軽自動車に合ったバッテリーを選ぶ必要があります。
軽自動車に使われているバッテリーは、大きく分けると2つで「アイドリングストップ」が搭載されているか、搭載されてないかで変わってきます。

アイドリングストップの機能が付いている車には、専用のものを使うことが大切です。

アイドリングストップ非搭載車用


アイドリングストップ非搭載車用とは、いわゆる従来型のバッテリーの事です。現在乗っている軽自動車がアイドリングストップ機能が搭載されていないのであれば、こちらのタイプを購入しましょう。

アイドリングストップ搭載車用


アイドリングストップ搭載車用バッテリーは、その名の通り、アイドリングストップ機能がある車両向けのバッテリーです。
アイドリング時、信号待ちなどで、エンジンが止まる機能があるタイプ。このアイドリングストップ機能は、エンジンのON・OFFを多く繰り返すため、バッテリーにとっては負担増。その為通常のバッテリーをつけてしまうと、バッテリー上りがすぐ起きたり、寿命が短くなったりします。このような特性からアイドリングストップ車には、回復性能が強く、耐久性のある専用バッテリーが必要になります。

アイドリングストップ機能が搭載されている軽自動車の場合は、トラブルを避けるためこちらのバッテリーを購入しましょう。

軽自動車のバッテリーを長持ちさせる方法

バッテリーを長持ちさせるには、バッテリー上がり(バッテリーが充電不足となってエンジンがかからなくなるトラブル)を防ぐような使い方をすることが大切です。充電不足となってバッテリー上がりが起こると、バッテリーの劣化が早まるといわれているからです。

  • エアコンやライトなどの電装品をエンジンが停止した状態で使わない。
  • 定期的に長距離を走行してバッテリーをしっかり充電する。
  • 車のバッテリーの寿命を延ばす方法は、定期的に十分な距離を走行することです。
  • 週に一度は10km以上もしくは30分程度を走行する
  • 車の中で携帯電話やスマートフォンを充電しない。
  • 夜間の走行が多い場合には、信号や渋滞などでの停止中にヘッドライトを減光する。
  • スピーカーなどの音量をセーブする。
  • 車内灯の消し忘れに注意する。
  • アイドリング時のエアコンなどは控える。
  • シートヒーターは限定的に使う。
  • 車を使わなくてもバッテリーは減っていくことを認識する。
  • 車を長期間放置するときは放電を防ぐためにバッテリーからマイナス端子を外す。

バッテリーを長持ちさせようとすると、バッテリーと上手に付き合っていく必要がありますが、車の使用者の環境によって、それは大きく左右されます。まずく基本的に車は乗らなくてもバッテリーが減ってゆくことを認識すること。運転時にはバッテリーはチャージされていきますが、エアコン、オーディオ、カーナビ、シートヒーターなどを使っていれば、当然チャージされる量は減っていきますので、そういったことを気にとめて電装品を使うことが、バッテリーを長持ちさせる方法になります。
車を定期的に乗らない、あるいわ長期間乗らない場合がある、という方はバッテリー上がりに特に注意が必要となりますので、気に留めて対策をしてくことが求められます。



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